デイトナ24時間速報 - 16時間経過
16時間が経過し、#40 RX-8が依然GTクラスをリード
レースが折り返しを過ぎてから気温は一段と下がり、スピードウェイのあたりには濃い朝もやが覆い始めた。もともと海が近いため、湿気は高い方だ。これがさらに濃くなり、6時過ぎには「デイトナ名物」の濃霧となった。100m先を走行するマシンが判別できないくらいの濃い霧だ。
午前3時40分頃、トム・ロングが#40 RX-8のステアリングを握っている時、再びレースリーダーのポジションを奪還。5時30分にチャールズ・エスペンローブに交代するまでトップを走り続け、#48ポルシェGT3におおよそ1ラップのマージンを築いた。しかし、午前5時頃にはデイトナプロトタイプのマシンが追い抜き際に、RX-8に体当たり。一瞬コントロールを失う場面もあった。ダメージは意外に大きくはなく、フロントフェンダーをテープで修復しただけであった。#41 RX-8もクラス6位の位置を守っている。
ピットインを繰り返していた#69 FXDD RX-8は、202周完了の記録を残してリタイヤを決めた。SpeedSourceのエースカー、#70 Castrol RX-8は、朝7時の時点でトップから14周差の9位に回復してきている。6時頃から続いたコーションラップは、上空に青空が広がり始めた午前7時30分現在、まだ解除されていない。
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