マツダ"SKYACTIV-Dレーシング"で2014 USCRプロトタイプクラスに参戦
マツダモータースポーツが名門プロトタイプレースに復帰することを発表
マツダにおいて、“飽くなき挑戦”は単なるキャッチフレーズではなく、ひとつの行動原理です。約2年におよぶ準備期間を経て、マツダモータースポーツは、量産ベースの「SKYACTIV-Dレーシング」エンジンを搭載した2台のプロトタイプレースカーを駆って来年、最高峰のプロトタイプクラスのレースに参戦します。このレースは、「2014 TUDOR United SportsCar Championship Series (USCR)」で、来年1月25日、26日にデイトナで開催されるRolex 24時間レースがデビュー戦となります。これは、2013年グランダムGXマニュファクチャラータイトルを獲得したマツダにとって大きなステップであり、北米で最も強力なライバル達が参加するこのレースにおいて年間チャンピオンを目指します。
マツダモータースポーツのディレクターであるジョン・ドゥーナンは、「今回の参戦は、1991年のルマン総合優勝以来、グローバルなレースシーンに復帰する上で最も重要なステップです」と語ります。「今年、複数の『Mazda6 SKYACTIV-Dレーシング』でグランダムGXクラスを戦い、12レース中9回の勝利を収めたことが、今回のプロトタイプレースカー2台でもって最善を尽くすことができるという確信につながっています」
長年のパートナーであり、今年のグランダムGXクラスにおけるレースを監修したスピードソースレースエンジニアリング(以下、「スピードソース」)が、今回のプロトタイプレースカーの開発を担当します。また、マツダはプロトタイプクラスへの参戦に興味を示している一般のレースチーム、「Mazda6 SKYACTIV-Dレーシング」をデイトナGTクラスレースカーに仕立てることを検討しているチームとの話し合いをすすめています。
スピードソースのオーナーであるシルベイン・トレンブレイは、「レーサーとして、誰もが最も速いクラスで戦いたいもの。『Mazda6 SKYACTIV-Dレーシング』の開発は、マツダとスピードソースにとって、とても大きなチャレンジでした。レース参戦から2年目にして、プロトタイプクラスのトップレベルに挑戦することは、大変な仕事になると思います。来年1月のデイトナに向けて、マツダとスピードソースは忙しい年末を過ごすことになるでしょう」
チームドライバーやパートナーについては、後日発表します。新しいプロトタイプレースカーは、来年の1月3日から5日にデイトナで開催される「Roar Before the 24」イベントで初お披露目される予定です。
2013.11.14
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