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SGT開幕戦、RE雨宮レーシングRX-7がポールtoウィン
スタート直前に雨が降り、難しいコンディションとなったGT300クラス決勝レースは、ポールスタートの#7 RE雨宮RX-7(谷口信輝)が直後にコースアウトしポジションダウンする波乱のスタートとなった。
しかし、一時5位まで落とした谷口は21周目の逆バンクで#86ランボルギーニをパスすると、その次の周には他車のピット作業のロスなどで、2番手に浮上。これに対し、25周終わりでピットインした#7 RX-7はタイヤ無交換で時間を短縮し、トップを奪った。
後半を受け持った#7 折目遼は、タイヤをいたわりつつプッシュ。安定したラップを最後まで刻み続け、優勝を飾った。#7 RE雨宮RX-7は2008年開幕戦鈴鹿以来の優勝。昨年から表彰台の常連となっていたが、優勝は2年ぶりとなった。
谷口信輝のコメント :
結果的に優勝できて、すごくホッとしています。嬉しい気持ちとホッとしている気持ちの両方です。スタート直後は、路面が良くなる前に他のクルマを引き離そうと思ったんですが、まんまと僕がハマリ、コースアウトしてしまいましたね。前を行く3台に追い付けば、タイヤ無交換作戦なのでピットで抜けるとは思いました。
折目遼のコメント :
鈴鹿は僕にとって非常に特別なサーキット。ここでポール・トゥ・ウインできたことは、とても自信になり、今後にプラスになると思います。僕がコースインするときに後ろとのマージンが10数秒なので、アウトラップに集中して走りました。あとはマージンを計りながらプッシュすることが、完璧にできたかなと思います。
2010.3.23