変則スプリントのS耐鈴鹿ラウンドでRS☆Rデミオが活躍
スーパー耐久第6戦鈴鹿サーキット
9月20日・21日に鈴鹿サーキットで開催されたスーパー耐久第6戦にて、ST-5クラスの#99 RS☆Rデミオ(RYU1/濱口亮/野村浩史)が第1レースで初優勝。続く第2レースは3位、第3レースで2位と連続上位入賞し、通常の耐久フォーマットは異なる変則スプリントレースでもデミオの速さを印象づけました。
「40分間×3レース」というスプリント形式で土曜日に予選及び決勝第1レース、日曜日に第2および第3レースと変則的なスタイルで行われたスーパー耐久鈴鹿戦。RS☆RデミオのRYU1がAドライバー予選でトップタイムを獲得すると、勢いに乗った状態で第1レースへ。スターティンググリッドはBドライバーのタイムを使用するレギュレーションにより、RYU1は5番手グリッドからスタートしました。1周目で2位に上がりトップのヴィッツの背後につけると、#99 RS☆Rデミオはテールトゥノーズのバトルを展開します。4周目に遂にトップへ浮上しますが、コース上にオイルが出たためセーフティカーが入ることに。残り10分で再スタートしたあとは、背後から迫るヴィッツとの激しい戦いを制して、国内での今季初表彰台及び初優勝を達成しました。
#17 NOPROデミオは、金曜日のテストデイで想定外のトラブルが多発し、突貫作業で土曜日朝には復活したものの、予選を走り出すと高速セクションのみで発生する燃料系トラブルにより速さを発揮することができません。その結果、第1レースは5位、日曜日の第2レースは5位、第3レース4位と振るいませんでした。しかし、確実にポイントを集めたことで、年間シリーズ2位争いに望みをつなげました。また、今ラウンドをもってST-5クラスの年間チャンピオンは#19 BRPフィットに確定しました。本年のスーパー耐久最終戦は、11月9日(土)・10日(日)に大分県のオートポリスにて開催されます。
2013.9.25
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