スーパー耐久シリーズ開幕まで3週間と迫る3月30日(土)、宮城県のスポーツランドSUGOにおいて同シリーズの事前合同テストが行われ、本年シリーズエントリーするノガミプロジェクトのTEAM NOPROデミオ(ST-5クラス)が参加しました。

この時期のSUGOは少し肌寒いものの、マシンにとっては条件の良い環境の中行われたこの事前合同テストには、NOPROデミオ(DE5FS)のほか5台のヴィッツがST-5車両として参加しています。TEAM NOPROは、チーム代表の野上敏彦を筆頭に、野上達也と地元の小原健一らレギュラードライバーが足回りのセットアップやブレーキパッドのテストを中心にメニューをこなしていきました。その結果、ユーズドタイヤで昨年のSUGO自己ベストラップより１秒更新し、1分42秒313のタイムでクラス3位となっています。

Cドライバーの野上達也は、「スポーツランドSUGOでの合同テストは良い結果で終わることができました。今回テストに参加しなかったマシンも昨年より速くなって来るでしょうし、ST-5クラスは激戦区になると思いますが、昨年シーズンで得た手応えをもとにトップを目指して頑張ります」と語っています。TEAM NOPROは、2012年はクラス5位でシーズンを終えましたが、後半戦には優勝争いにも加わり、最高位2位表彰台も経験。確実に競争力をつけていると言えます。なお、昨年TEAM NOPROデミオと共に優勝争いに参加した「RS★Rデミオ」も引き続き、シリーズ参戦するとの情報を得ています。

また、テストには今年もスポット参戦のスーパー耐久シリーズに参戦予定の村上モータースNCロードスターも愛媛県から参加。開幕戦のSUGOは参戦しませんが、ST-4クラスでの活躍に期待しましょう。