スーパー耐久ST-3クラスで岡部自動車RX-7がチャンピオン
スーパー耐久第6戦 オートポリス 11月11日

11月11日(日)に大分県オートポリスにて本年のスーパー耐久第6戦(最終戦)が行われ、ST-3クラスのポールポジションからスタートした#14岡部自動車マイロード協新計測RX-7(小松一臣/杉林健一/増田芳信)が優勝。シリーズチャンピオンを獲得しました。

ポイントランキングトップで最終戦に臨んだ岡部自動車RX-7は、予選で今季4回目のポールポジションを獲得し、PPポイントを加算。チャンピオン獲得に向けて最も理想的な形で決勝レースを迎えました。しかし、決勝日の天候は朝から濃霧。ウォームアップ走行はキャンセルされ、レーススタートは不可能かと思われました。しかし、スタート予定を一時間遅らせ、3時間レースを2時間に短縮してレースは行われることになりました。セーフティカーの先導による隊列走行が暫く続いた後、霧が薄まった頃合いを見計らってグリーンライトが点灯しました。PPスタートのRX-7は一時後続にかわされましたが、再びセーフティカーが入るタイミングとドライバー交代がうまくシンクロし、再びトップを奪い返します。その後、状態が悪化したため赤旗が提示されてレースは中断。30分を残してレースは終了となりました。この時点でクラストップのRX-7の優勝が確定。チームは、6年ぶりのRX-7クラス優勝に沸きました。ドライバーの杉林さんは、「今季はポール4回、2勝と言う最高の結果で終わらせることができました。最高のマシンを用意してくれた長島親分に感謝します」と語りました。

一方、デミオが出場するST-5は、#99 RS☆RロイヤルパープルDIXCELデミオ(平井隆一/RYO HAMAGUCHI/野村浩史)が2位ポディウムフィニッシュ。#17 DIXCELアラゴスタNOPROデミオ(野上敏弘/小原健一/野上達也)もクラス4位に入りました。後半戦からメキメキと頭角を現して来たデミオ勢、来期は台数増加が望まれます。スーパー耐久は2012年シーズンを終了しましたが、来年もまたマツダ車が活躍してくれるでしょう。岡部自動車の長島正明さんも、「RX-7はもう20年も前のクルマですが、うちのRX-7はまだまだ進化します」と宣言しています。来年をお楽しみに。

2012.11.13
Page Top