岡部自動車RX-7、2012年S耐開幕戦は2位表彰台
スーパー耐久レースシリーズ2012 第1戦「SUPER TEC」(富士、4時間)

3月25日今シーズンのモータースポーツの開幕となったスーパー耐久レース「INTER TEC」が、3/25に富士スピードウェイで開催され、#14「岡部自動車マイロード協新計測RX-7」(小松/杉林/増田組)が2位表彰台を獲得しました。

開幕戦のST-3クラスには2台のRX-7がエントリー。1台は昨年シリーズ3位の#14「岡部自動車マイロード協新計測RX-7」で、ドライバーは昨年に引き続き小松一臣、杉林健一、増田芳信の3名体制で、チャンピオンを目指してシリーズに臨みます。もう1台は、女性ドライバーオギ姉率いる#777「ドリームエンジェルADVAN・RX-7」。ピンクのカラーリングがひときわ目を引きます。このST-3クラスは、ホンダNS-X、日産フェアレディZ、レクサスIS350、さらに今年からレクサスGS350、ロータスエクシージが増え、バラエティに富んだ車種によるバトルも楽しみなカテゴリーです。

午前中の予選では、#14岡部自動車RX-7はAドライバーの小松一臣がトップタイムを記録。続くBドライバー予選で杉林健一が2番手タイムだったため、合算で2番グリットからのレーススタートとなりました。「マシンとタイヤのマッチングが良く、ドライバー共に好調です。僅差でZ34にポールポジションを奪われましたが、決勝はイキますよ」と、小松は語っています。その言葉通り、決勝では、スタート1周後のストレートでZ34をかわしトップ立ちました。しかし、1回目ピットインの際に、ST-5車両との接触によるバンパー補修作業に時間がかかり、Z34にリードを広げられてしまいます。その後、トップのZ34のペナルティで、1分近くあった差を16秒まで縮めるものの一歩及ばず、2位で4時間後のチェッカーフラッグを受けました。レース後、「富士はセブンにとって得意なコースで、レースラップはZ34に負けていなかっただけに、ヴィッツと接触してしまったことが本当に悔やまれます。もてぎもライバルの出方を見ながら、攻めていきたいと思います」と小松は語りました。

一方10位からスタートした#777「ドリームエンジェルADVAN・RX-7」は、ギアトラブルを抱えながらも3名のドライバーがバトンをつなぎ、完走を果たしました。

2012.03.31
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