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スーパー耐久シリーズ2010 第7戦
最終戦のもてぎオーバルバトルでRX-7が2レースダブル優勝

11月27日(土)、スーパー耐久シリーズの最終戦となる「オーバルバトル」が、ツインリンクもてぎのオーバルコースで開催された。50周2レースのバトルを制したのは、#15「岡部自動車ディクセルIWASAKI RX-7」(長島正明/岩崎裕貴/杉林健一組)。最終戦を2レースともにRX-7の優勝で飾った。

2009年からシリーズの1戦に加えられ、シリーズ戦としては今年で2度目となるオーバルバトル。オーバルコースのターン手前にシケインが設置され、トップスピードからフルプレーキング競争が見ごたえあるレースとなっている。本年、ここまで苦戦を強いられていたRX-7だが、「昨年のこのオーバルバトルでは2位表彰台だっただけに負けられません」と、チーム代表でドライバーの長島は意気込みを語った。第1レースでは、予選4位スタートの#15「岡部自動車ディクセルIWASAKI RX-7」が激しい攻防の中を絶妙なピットインからトップに立ち、2位に1ラップの差をつけて見事に優勝。続く第2レースでもトップスタートの#15 RX-7は、後方のマシンを寄せつけず、ポールtoウインでチェッカーを受けた。

もう1台の#7「岡部自動車JDSメーカーズRX-7」は、第1レースのスタート直後に第1シケインに並んで飛び込んだ前方の2台のマシンを避け切れずにクラッシュ。マシンの破損状態が大きく、第2レースは欠場となった。

レース後、長島は「今季ずっと悔しい思いをしてきましたが、完全優勝という形で気持ちよく終わることができました。今回は岩崎、杉林が頑張ってくれましたね。ピットインも巧くいったし、(給油に時間を要す)セブンにとって給油がない、というのも大きな勝因ですね。セブンはまだまだ進化するマシンですよ、来年のことは未定ですが、セプンで参戦できたらいいなと思っています。全国のロータリーファンの皆さん、応援ありがとうございました」と語った。

2010.12.03
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