ロードスター・パーティレースUとMFCTが筑波で同時開催

9月7日に行われた「第24回メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」ですが、同日に「ロードスター・パーティレースU」の第4戦と、「マツダファン・サーキットトライアル(MFCT)」の茨城ラウンドも開催されました。

パーティレースUの第4戦は全クラスで32台がエントリー。NC2シリーズクラス、NC2およびNC1クラブマンクラスによる第1レースと、NC1シリーズクラス、NBシリーズクラスによる第2レースに分かれて行われました。

第1レースではNC2シリーズの泉多美宏が予選でポールポジションを獲得。ここまでシリーズトップを独走する小林大作は2位スタートとなりました。決勝のスタートでは泉が上手く飛び出し、小林も離されず毎周に渡って追い越しにかかるものの一歩及ばず、泉が逃げ切りました。混走で行われたNC2クラブマンは坪井拓が堅実な走りで5月に続いて2勝目、NC1クラスは初参戦の小川勉が見事にデビューウィンを飾りました。

第2レースは、今シーズン無敗の田原大助と、久しぶりに復帰した辻かずんどの一騎打ちとなりました。予選では田原がポールを獲得しましたが、決勝では辻が決勝ベストラップも出す猛烈なペースでプッシュ。激しいトップ争いの中でも互いのラインを残すクリーンなレースが展開されました、最後は僅かコンマ3秒差で田原が逃げ切りました。NBシリーズクラスは、2年連続シリーズチャンピオンの芦田隆広がその実力を発揮し、ポール・トゥ・ウィンで完勝しました。

また、マツダ車限定のJAF公認タイムアタック競技、「マツダファン・サーキットトライアル(MFCT)」は全クラスで49台が参加。曇り空のタイムアタックには丁度良い路面コンディションとなり、多くのクラスでレコードタイムが更新されました。特にロータリーエンジン搭載車は存在感を見せ、オープン・ロータリーMOREクラスでRX-7を操る森田正穂が1'04.441の総合トップ、RX-8LIGHTの能勢健一朗は1'08.979、同MOREクラスのエイトリアンは1'05.753と、いずれもレコードを更新し各クラスでの優勝に華を添えました。なお、アテンザNORMALクラスには初めて吉岡泰孝のSKYACTIVE-D(新世代ディーゼルエンジン)搭載車が登場し、新たなレコードが刻まれました。

【関連ページ】
ロードスター・パーティレースU公式サイト [ http://partyrace.nr-a.com/ ]
マツダファン・サーキットトライアル公式サイト [ http://circuittrial.nr-a.com/ ]

2013.10.3
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