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ルマン 24 時間レースでマツダ787Bが総合優勝してから20周年の今年、ACO(フランス西部自動車クラブ)からの招待を受け、マツダがマツダ787B」をフランスのサルト・サーキットに送り、6月11日(土)の24時間レースのスタート前にデモンストレーション走行を行う。
今回のデモ走行実施に当たり、当時マツダ787Bの開発や運用に携わったマツダのエンジニアおよび関連会社であるマツダE&Tのメカニックらがマツダ社内でレストアを行い、シャシー各部をリフレッシュ。R26B型4ローターエンジンもスペアパーツを活用し、当時の担当者が新たに組み上げている。3月中旬から行われたレストア作業は5月中旬に完了し、山口県にあるマツダ美祢自動車試験場で5月16日・17日にシェイクダウンを行った。レーシングサーキットを改修した美祢試験場のメインコースで確認走行を行ったのはマツダ社内テストドライバーで、元マツダ契約ドライバーである片山義美、従野孝司、寺田陽次郎も性能確認のためのテスト走行を行っている。ここでは、マツダ787Bが20年経った今でも高いパフォーマンスを発揮できることが確認されている。
また、本年のルマンで行われる優勝20周年記念イベントには、1991年のルマン優勝ドライバーであるジョニー・ハーバート(英国)をはじめ、デイビッド・ケネディ(アイルランド)、ピエール・デュドネ(ベルギー)などの元マツダドライバー、アメリカ人TV俳優で、マツダRX-8を駆ってGrand Am GTシリーズに出場しているパトリック・デンプシーも出席する予定。なお、6月10日(金)にルマン市内で行われるパレード走行にもマツダ787Bは活用されることになっている。
※ MZRacingは、イベントやドライバー達の様子を現地フランスからお伝えする予定です。