東京オートサロン2011、開催される

チューニングカーとカスタマイズの祭典、「TOKYO AUTO SALON with NAPAC 2011」(通称:東京オートサロン)が、1月14日に幕張メッセ(千葉市)で開幕した。

マツダ本体の出展は今年も見送られたが、ニッサン、トヨタ、ホンダ、スバルなど自動車メーカーも独自のブースを展開するなど、昨年に比べてアフターマーケットの活気は取り戻しつつあることが実感できる。今年の出展者総数は約360社を超え、展示車両も600台以上となった。
マツダ勢の注目の的は、やはりチューニング業界の老舗であるRE雨宮自動車で、600馬力を発生する3ローター・ターボを搭載したFD3S RX-7のタイムアタック仕様車やRX-8のドリフト仕様車など、今年も話題となりそうなマシンを展示していた。RE雨宮では、今年は富士などで積極的にタイムアタックに挑んでいきたい、とのこと。アニメキャラクターをボティに描いた「痛車」のRX-8も、アマチュアを含めた多数のフォトグラファー達のターゲットとなっていた。マカオGPを走ったナイトスポーツRX-8や2010年暮れに筑波サーキットのタイムアタックレコードを更新したレボリューションのRX-7などが展示されていなかったのは残念だったが、一方、オートエクゼは、新型プレマシーとマツダスピードアクセラのフルキット装着デモカーを展示。一般入場者用駐車場を見渡してみても、RX-7やRX-8はもちろんのこと、デミオやアクセラ、ロードスターなどマツダ車オーナーカーはまだまだ多く、マーケットのマツダブランドに対する期待感は失われていないと感じられた。

2011.1.15
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