ラリー北海道で加藤デミオが3位入賞

9月28日・29日に北海道・帯広を中心に、全日本ラリー選手権のハイライトイベントであるラリー北海道が開催され、JN2クラスにデミオで出場した加藤辰弥が3位に入賞しました。なお、岡田孝一は初日にトラブルでタイムロスして4位、南野保が5位、紅一点のいとうりなは8位完走でした。

加藤さんは、「今回のラリーは長距離ということもあり、無理の無いペースで走りながらもできるだけ上位を狙おうと心がけました。レグ1では回りとのタイム差を確認しつつ、そこそこのペースで走行し、途中少々ダメージを負ってしまったものの3位で終えることができました。レグ2は3位をキープするため、タイム差を確認しながらリスクを避けて走行しました。ポイント係数の大きい今大会で3位のポイントをゲットできたのは良かったと思います」と語っています。また、チーム名とのいとうさんは、「絶対に完走するぞ、という意気込みで挑みました。ロングでハイスピードのSSが魅力的なラリー北海道ですが、スタート直後のスーパーSSで、視界の悪いなか何かにヒットしてミラーを失うという洗礼を受けてしまいました。初日後半にミッショントラブルにより、4速しか入らない状態となってロングSSでの力を出すことができませんでした。レグ2は、載せ替えたミッションとのフィーリングが合わず、思ったようにパワーコントロールができずじまい。それでも、サバイバルすることが大事なこのラリーで無事に完走ができて、本当に良かったです」と語っています。岡田さんは、「ラリー北海道楽しかったです。もちろん結果には満足していませんが、また課題がたくさん見つけられ、良い勉強になりました。早くリナちゃんや加藤くんを含めて、デミオがテッペンに立てるようこれからも頑張ります」とコメントを寄せてくれました。

今回JN2クラスにエントリーしたのは10台でトヨタ・ヴィッツとマツダ・デミオがそれぞれ5台ずつでした。ハンドリングに優れたデミオが、長年かけて熟成してきたヴィッツと互角の勢力に育ってきました。

2013.10.02

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