全日本ラリー「ラリー洞爺」、JN2デミオがクラス3位入賞

7月6日・7日に北海道・洞爺湖周辺で全日本ラリー第4戦グラベルラリーが開催され、激戦のJN2クラスで岡田孝一さんのデミオが健闘。今回も3位で表彰台に上がりました。

本年のコースは、ニセコ・スキーリゾート地区に新設ステージを追加。デイ1は4本の林道ステージを午前と午後でループする8カ所、デイ2は3カ所のSSを午前と午後で走行する合計14SS、SS総距離80.40kmとなっています。 デイ1は、コンパクトなステージが多く、ミックス路面や川渡りも組み込まれるバラエティに富んだコースですが、デイ2はハイスピードなロングSSが特徴です。

今年のJN2クラスは川名(ヴィッツ)が勢いに乗っており、今回は昨年チャンピオンの天野(ヴィッツ)と、2台のデミオ(加藤辰弥・新井祐一組、岡田孝一・漆戸あゆみ組)がこれに続く展開となりました。しかし、SS9で加藤さんがコースオフしてリタイヤ。岡田さんが天野ヴィッツを追いましたが、逆転叶わず3位でラリーを終えました。また、JN1クラスにエントリーした1.3リットルデミオの宇田圭佑・石川恭啓組は、デイ1を2位で折り返しましたが、SS9でまさかのオーバーシュート。その後リタイヤとなりました。

岡田さんは、「デイ1のSS4からパワーステアリングがおかしくなってしまいました。修理不能で最後まで走ったので、腕がワナワナでした。プッシュしかけたデイ2のSS13で右前タイヤがバースト。さらに、タイヤ交換をした時にメガネをルーフに置いたまま発車してしまい、メガネ無しで走ることに。次回こそがんばります」とコメントしています。

2013.7.11

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