全日本選手権MSCC福島ラリーでデミオがクラス2位・3位
全日本選手権ラリー第3戦「がんばろう、福島MSCCラリー」(グラベルラリー)が、6月7日〜9日に福島県棚倉町を舞台に開催され、注目のJN2クラスでマツダ・デミオを駆る加藤辰哉、同岡田孝一が2位・3位で表彰台に上がりました。なお、同クラスに紅一点チャレンジしている「いとうりな」は、デイ2のSS14でコースオフ。リタイヤとなりました。
今回2位となった加藤さんは、ラリーをはじめてから僅か3年目の22歳。「デミオのステアリングを握り始めて約2年です。グラベルの経験が浅い僕ですが、このクルマのバランスの良さに助けられている気がします。今年はターマックもグラベルも常にJN2クラスのトップでフィニッシュすることをイメージして走っています。今回の福島は経験不足でヴィッツに先行されてしまいましたので、次戦では少し展開も読んで臨みたいと思います。そろそろ1勝挙げたいと思います」と話しています。チームメイトの「いとうりな」さんは、「轍のあるコーナーで壁に接触してしまい、コースオフして戻れませんでした。まだまだ未熟ですが、デミオが強いのは実証済みなので、私ももっと速く走れるように頑張ります。応援していただいている皆様、本当にありがとうございます」とコメントしました。
クラス3位の岡田さんは、「前回の久万高原ではドライブシャフトが二度折れると言う不運に見舞われ残念ながらリタイヤでしたが、原因はデフだったようです。今回はこれらを完璧に整備して挑みました。しかし今回は若者が速かったですね。1位のK君は29歳、2位の若手ホープ加藤君は何と22歳。完全に息子世代との戦いで、反射神経の差だったかも知れませんね (^^;; しかし、次戦洞爺は手を抜きませんよ。また、楽しい戦いになると思います。皆さんこれからも、りなちゃんもいるデミオの応援を宜しくお願いします」とコメントを送ってくれました。
2013.6.11
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