アグレッシブな追走を見せた雨宮RX-8の末永、ミスでベスト16敗退

5月25、26日に鈴鹿サーキットで開催されたD1GP第3戦。土曜日の予選には3台のマツダ車が出走しました。しかし、RX-7(FC3S)の#21 MAD FACE KANTO with SAMURAI Project今村隆弘はエンジンに不調を抱えていて本来の走りができず、20Bターボを積むRX-7(FD3S)の#88 GLIDEAUTO with Line up APP RACING藤中学も審査区間前半の得点が伸びずに敗退。そして#77 EXEDY R Magic D1 RacingのRX-7(FD3S)松井有紀夫は、比較的完成度の高い走りを見せたものの、ラインがずれるなどして上位8名にわずかに及ばず予選敗退となってしまいました。

いっぽう#7・RE雨宮 SUNOCO with YOKOHAMAのRX-8に乗る末永正雄は、ランキング8位につけているため予選は免除され、日曜日の単走ファイナルからの出走でした。末永は鋭い振り出しやタイミングのいいアクセルコントロールを見せ、ラインもきっちりトレースし高得点を獲得。単走6位で追走トーナメントに進出します。

末永の追走での対戦相手は、マークXに乗る高橋邦明。先行となった1本目は両者にミスが出て五分の判定でしたが、後追いの2本目には、大パワーにものをいわせて加速するマークXにストレートで引き離され、コーナーで強引に距離を詰めていったものの、姿勢の乱れが出てしまって大きく減点。ベスト16で敗退となってしまいました。末永ドライバーのこのラウンドの順位は10位でした。

2013.5.30

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