全日本ラリー第2戦、JN1クラスでデミオが初優勝
5月4日(土)・5日(日)に愛媛県で行われた全日本ラリー第2戦「久万高原ラリー」にて、高知県の宇田圭佑さんが駆るデミオ1300がJN1クラスで初優勝しました。
道幅が狭くタフなグラベル路が続く林道コースとスキー場内に設けられた特設ギャラリーステージをループして走行するこのラリーは、まさに耐久戦となりました。排気量1500cc以上の車両で競われるJN2クラスは期待の岡田孝一さんのデミオがデイ1でドライブシャフトを壊してリタイヤ。修理後再出走したデイ2でも同じ場所を破損してリタイヤしています。一方、1300ccのJN1クラスにデミオを持ち込んだ宇田さんは、「昨年までJN3クラスを走っていましたが、コストが安く、潜在能力の高いマシン選択を行った結果、デミオを選びました。また、あえてJN1クラスに参戦し新しい風を吹かせることも目的のひとつです。デミオは車両サイズもラリーに適しており、軽量かつ優れたハンドリングのマシンです。加えてBRIG製ブレーキパッド、KYB製ショック、シャフトモータースポーツ製クロスミッションを装着しています。今回の久万高原ラリーはシェイクダウンながら予想を上回る性能を発揮できたと感じています。そして、まだまだ速くなると確信しています。JN-1クラスと全日本ラリーをこのデミオで盛り上げていきたいと思います。新参者ですがBRIGヨコハマWAKO’Sデミオを宜しくお願いします」と語っています。
一方、JN2クラスのいとうりなさんは、「今季グラベル初戦で、いきなりギャップの多いラフでツイスティなステージに臨むので、緊張していました。今回はクルマを壊さず完走することに集中しました。徐々にペースを上げ、中盤から少しずつタイムアップし、最終的にはクラス8位でした。でも、ポイントもゲットし、エムスポーツの他の2台(4位、6位)のデミオと合わせて、全員がポイントを取れました」とコメントしています。
2013.5.7
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