全日本ラリー第2戦久万高原でデミオがJN2クラス3位
4月28・4月30日に全日本ラリー選手権第2戦久万高原ラリーが愛媛県久万高原町の美川スキー場を拠点として開催され、JN2クラスには3台のデミオが出場。開幕戦で4位だった岡田孝一のデミオが3位で表彰台に上がりました。また、Mスポーツデミオの南野保が4位に続いています。注目のいとうりなはリタイヤでした。
岡田は、「第2戦久万高原ラリーは、グラベル(未舗装)イベントでした。SS1は、ブレーキトラブルとコドラとのコミュニケーショントラブルで、なんとクラス9番タイムの最悪なスタートとなりました。しかし、デイ1終了時には5位にあげることができました。デイ2ではSS9終了時には2位との差を3.3秒まで詰めましたが、SS10でまたしてもインターコムのトラブルが発生。SS11のキャンセルもあり、万事休す。追いつくことができませんでした。なんとも、惜しい3位です。次戦、福島では2位以内に入りたいし、できれば昨年に引き続きデミオの連覇をやりたいですね」とコメントしました。
ドライバーとしての南野は、「私はスタートダッシュで出遅れましたが、何とかクラス4位入賞、オーバーオールで16位でした。久万高原はとっても険しい地形です。コースとしては、コンパクトカーが有利なつづら折りの荒れたダートで、結果JN2クラスがJN3をくってしまう展開のラリーでした。ラリー自体が荒れてしまい、ただでさえスプリントなラリーが、SS12本中4カ所のSSでコースがふさがれ、最初に出遅れていた私は苦戦を強いられました」と語りました。また、いとうりなのコーチとして、「残念ながら いとうりなは2日目にコースアウトしてクラッシュしてしまいました。今後さらに特訓を重ねて一人前のラリーストに育て上げますので、皆様引き続き応援をよろしくお願いいたします」と語っています。
2012.05.04
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