2012年の全日本ダートトライアル選手権のトップステージにマツダ・デミオが登場します。ダートラ界の名門「チームOKUYAMA」がメインマシンとしてチョイスしたデミオを駆るのは、2012年全日本ダートラN2クラスチャンピオンの佐藤秀昭さん。チャンピオンを目指す今年のOKUYAMAデミオに注目しましょう。

チームOKUYAMA代表の奥山正さんは、「弊社は今年で35周年という節目の年を迎え、これまで長年ダートトライアル競技を中心に活動してきた背景からも、若い方やダートトライアルを走ってみたいという方に、ダートトライアルの魅力や楽しさをお伝えしたい気持ちを込めて、全日本ダートトライアル選手権 PNクラスへの参戦を企画しました。デミオをチョイスしたのは、1.5リットル以下のPN車両の中でもデータやノウハウが十分に蓄積されていることなどが理由です」と語っています。

また、ドライバーの佐藤さんは、「FWD車でダートトライアルを走るのは十数年ぶりになります。まずはFWDの走りの感覚、そして今までのクルマに慣れた体のセンサーをリセットすることから始めたいと思います。同じ土俵でウデを競い合うという楽しみは、クラス・車種が変わったとしても違いはありません。最初から好成績が残せるとは思ってはいませんが、一年間を通し粉骨砕身していきたいと思います」と抱負を語りました。

チームOKUYAMAのデミオSPORTが出場する全日本ダートトライアル選手権は、3月25日の丸和オートランド那須(栃木県)を皮切りに、福岡県大牟田市モビリティおおむた、北海道砂川オートスポーツランドスナガワ、福井県輪島市門前モータースポーツ公園、青森県八戸市サーキットパーク切谷内、福井県オートパーク今庄、広島県テクニックステージタカタの全7戦が行われます。

2012.2.17