パーティレースII 2012シーズン閉幕し、シリーズチャンピオンが決定!

11月11日に筑波サーキットでロードスター・パーティレースII最終戦(第5戦)が行われ、全クラスで合計40台がエントリー。各クラスのチャンピオンが決定しました。

NC2シリーズクラスは、ランキングトップの小林大作が前日の練習走行で車両トラブルを抱え、残念ながら本戦は欠場。その時点で同クラスの出走台数が9台となり、シリーズポイントの規則により獲得ポイントが半分となることで、結果的に小林がその時点で3年連続のチャンピオンを獲得することとなりました。レースは予選ポールの泉多美宏が、予選2番手の登坂紀との接戦を制し、今シーズン2勝目を挙げています。混走のNC1クラブマンクラスは、ポールの小林学が決勝のスタートで出遅れるも、4周目に逆転しポール・トゥ・ウィン。NC2クラスはNC3車両としても初参加の佐藤晃代が無事完走しデビューウィンを飾りました。

続く第2レースは、NC1シリーズクラスで同ポイントで最終戦を迎えた田原大助と加藤彰彬に注目が集まります。予選では田原がポールを獲得、加藤は3番手となり、決勝を迎えました。この最終戦は加藤が見事なスタートダッシュを決め、第1コーナーでトップを奪取。2番手の田原も、3番手の辻かずんどのプレッシャーを受けながら加藤に食い下がります。しかし、加藤は最後までミスなく走り、見事に逆転優勝を果たして2年連続のチャンピオンを獲得しました。混走で行われたNBクラスでは、すでに2年連続のチャンピオンを確定している芦田隆広がポールを獲得。決勝も2番手の山崎巌の追撃を振り切り、公式戦連勝記録も9に伸ばし、自身の優勝に花を添えました。レース終了後、来シーズンの暫定日程が発表。来シーズンは筑波サーキット、袖ケ浦フォレストレースウェイに加え、岡山国際サーキットも新たな舞台に加わり、全5戦が行われることになります。

なお、同日参加型耐久レース「マツダファン・エンデュランス(通称:マツ耐)」も初開催されました。レースがスタートして1時間を過ぎたあたりから雨が降り始め、レースの半分はナイトセッションとなり、決勝時間の150分まで残りあと4分で大雨によりセーフティカー導入のままレース終了となる難しいコンディションとなりました。その中、エントリーした全8台とも無事完走を果たし、108周を走行した山田/中村組ロードスターが総合優勝、同一周回数での林/泉/石川組ロードスターが2位、単独で104周を走破した前田アテンザが3位となりました。

ロードスター・パーティレースU公式サイト
http://partyrace.nr-a.com/

マツダファン・サーキットトライアル公式サイト
http://circuittrial.nr-a.com/

2012.11.20

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