全日本ラリー新城で、岡田デミオはJN2クラス2位
11月3日・4日に愛知県新城市を中心とする地域で全日本ラリー最終戦「新城ラリー」が開催され、JN2クラスにエントリーしたデミオの岡田孝一/漆戸あゆみ組は初日をトップで折り返しましたが、二日目に痛恨のミスで後退。クラス2位でポディウムに上がりました。
二日間の競技は、総距離73.00km(SS 11本)で構成されました。メインの雁峰林道は、最長19.66kmステージを含め、競技距離の約7割が当地で行われるなどラリーの中心的な場所となりました。幅の狭いコーナーが連続するこの林道は、難関として知られています。シリーズ3位の可能性を残してこのラリーに臨んだランキング4位の岡田さんは、強敵を相手に初日をトップで終えました。しかも20秒もの大差を付けてのクラスリードだったので、誰しもがこのまま岡田さんの勝利を疑いませんでした。しかし、好事魔多しです。二日目最初のステージでオーバーシュートし、コース復帰のためにマージンを使い果たしてしまいます。そのまま2位でフィニッシュとなり、岡田さんはランキング4位で今季を締めくくりました。
岡田さんは、「今回最終戦のラリーコースは、コーナーの連続なので車高の調整、タイヤコンパウンド等を変更し、前回のハイランドマスターズとは別のセッティングで臨みました。その結果、デイ1は予定通り1位で終えることが出来ました。しかし、デイ2の1本目SS6のジャンクションで大失敗して10秒程ロス。また、セッティングがこのセクションにはミスマッチで、なんと逆転され2位になってしまいました。MZRacingファンの皆様、大変申し訳ありません。最終戦は魅せます、と言っていましたが、来年にお預けとなってしまいました。今年一年間、応援をありがとうございました。来年もデミオで全日本ラリーを戦います」とコメントを寄せてくれました。
2012.11.9
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