9月14日〜16日に北海道帯広市周辺で開催された全日本ラリー選手権「ラリー北海道」で、南野保さんがドライブしたMスポーツデミオがJN2クラス3位に入賞しました。APRCアジアパシフィックラリー選手権と併催のこのイベントは、走行距離も競技距離も長くポイントは通常イベントの2.5倍となっています。この結果により、南野さんはランキング4位に浮上しました。

【南野さんのコメント】
「今年もラリー北海道はすばらしいラリーでした。デミオでも160km/hをオーバーするハイスピードステージがあり、とても気持ちのよいラリーでしたが反面、JRCクラスで27台ものマシンがリタイヤするとても過酷なサバイバルラリーでもありました。チームとしては私のマシンは新しいサスペンションのセットアップ不足や初日のトラブルによる遅れもあり、首位争いからは脱落してしまいました。デイ2からはトラブルも完治し攻めたのですが、ステージベストがなかなか取れず、上位2台には追いつけませんでした。ヴィッツには何とかデミオ本来の実力を発揮して勝ちたいと思っています。来年のラリー北海道ではリベンジしたいです。 チームメイトの唐釜は、国内ラリーの経験が少ない中で冷静にドライブして4位入賞と良い結果を残してくれました。いとうりなはラリーにも慣れ、タイムアップのコツを掴んできたところなので、ある程度の「おちゃめ」は覚悟していましたが、ロールオーバーとガードレールへの追突という2回のクラッシュは厳しい結果ですね。自身のメンタル面も含めたコントロールを一度見直す必要があるかもしれません。 いとうは予定通り最終戦の新城にはエントリーしますので、引き続き応援をお願いします」。