ロードスター・パーティレースII第4戦、メディア対抗4耐と同日に開催

「第23回メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」のサポートレースとして多くの観衆が見守る中、「ロードスター・パーティレースU」第4戦が9月1日に筑波サーキットで開催されました。

第4戦は全クラスで32台がエントリー。NC2シリーズクラス、NC1クラブマンクラスによる第1レース、NC1シリーズクラス、NBシリーズクラスによる第2レースに分かれて行われました。第1レースは、NC2シリーズクラスで今年もランキングトップを走る小林大作が予選ポールを獲得。決勝前に降った雨により若干路面が濡れている難しいコンディションの中、予選2位の利光弘文が好スタートを決めて第1位コーナーでトップを奪取しました。その後は小林の猛追を振り切り、利光が昨年の開幕戦以来の優勝を果たします。混走のNC1クラブマンクラスも、ダンミカ・シルバが予選3位から逆転し、嬉しい初優勝を飾りました。

続く第2レースでは、NC1シリーズクラスの絶対王者である加藤彰彬が予選での思わぬミスにより3位に留まる中、暫定シリーズリーダーの田原大助がポールを獲得、2番手には実力者の辻かずんどが入りました。決勝では田原が若干スタートで出遅れるも、何とか順位をキープ。そのままリードを保ち、見事にポール・トゥ・ウィンで今季2勝目を獲得しました。NBシリーズクラスでは、2011年から無敗記録を更新する芦田隆広に対して山崎巌があと一歩に迫るも、最後は0.46秒差で芦田が逃げ切り連勝記録を伸ばしています。

また、マツダ車限定のJAF公認タイムアタック競技、「マツダファン・サーキットトライアル」の茨城ラウンドも同時開催。昨年は40台余りの参加であったが今年は全クラスで62台が参加し、11クラスでレコードタイムが記録されるなど、盛り上がりを見せました。オープン・ロータリーMOREクラスでRX-7を操る森田正穂が1'04.98で総合でのトップタイムを記録しています。

次回のパーティレースは、10月21日に仙台ハイランド、10月28日に岡山国際サーキットでの特別戦をはさみ、11月11日に再び筑波サーキットで今シーズン公式最終戦を迎えます。

ロードスター・パーティレースII公式サイト http://partyrace.nr-a.com/
マツダファン・サーキットトライアル公式サイト http://circuittrial.nr-a.com/

2012.9.11
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