全日本ダートトライアル第6戦でPN1デミオがクラス優勝
全日本ダートトライアル第6戦 - オートパーク今庄
9月2日に福井県南越前町のオートパーク今庄で全日本ダートトライアル選手権が行われ、チームオクヤマからエントリーした佐藤秀昭さんのデミオが、PN1(無改造ナンバー付き)クラスで優勝しました。
この日は曇り空でしたが、暑過ぎもなく降雨もなくダートトライアルにとっては良いコンディションの中競技は行われました。PN1クラスは全ての競技枠の最も早い時間帯に行われるため、1本目のトライアルはまさに砂利掻き状態となりました。従って、参加18台のほぼ全車が2本目に大きくタイムアップしています。今回出場したデミオは5台で、佐藤さんはライバルのスイフトを駆る川島秀樹さんに0.2秒差を付けての優勝となりました。佐藤さんは、シリーズランキングでも現在トップから2ポイント差の2位。最終戦での逆転も十分考えられます。
走行を終えた佐藤さんは、次のようにコメントしています。「チームオクヤマから今年はデミオで全日本戦に参戦と聞いた時、正直なところ勝てるか判りませんでした。パワーではライバルのスイフトにはかなわないので、デミオの持ち味である軽量でコーナリングスピードが高い点を生かせるセッティングとドライビングを心掛けていました。ここにきてようやくすべてがうまくかみ合ってその成果を100%発揮できました。オクヤマさんからはデビューイヤーでチャンピン獲得が至上命令だったので、この第6戦と最終戦の2連勝が絶対条件でしたから、かなりプレッシャーが有りました。でもチームは最善のセッティングを出してくれたし、自分でもベストの走りが出来ました。もちろん、ヨコハマタイヤさんが用意しえてくれたタイヤもベストパフォーマンスを発揮してくれました。もちろん最終戦もベストを尽くします。その結果としてオクヤマさんからの至上命令が達成できたらいうこと有りませんね」
2012.09.03
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