7月28日・29日に全日本ラリー第5戦「モントレー2012 in渋川」が開催され、デミオを駆る岡田孝一(福岡県北九州市)がクラス優勝を飾りました。ラリー王国群馬県の名物イベント「ラリーモントレー」が復活するのは、実に9年ぶり。トップラリーストの走りを見るため、ギャラリーステージやサービスパークに集まった観客はなんと2万人ほどとのことでした。このギャラリーの前で渾身の走りを見せ、ポディウムの真ん中にたった岡田さんはさぞかし気持ちよかったでしょうね。

ラリーは、伊香保温泉にも近い群馬県渋川市総合公園にサービスパークをおき、赤城、榛名、深山の林道とサービスパーク近くのギャラリーステージを組み合わせた総競技距離72kmあまりのターマックラリーです。二日間とも夏らしい晴天に恵まれ、首都圏各地から訪れた多くの観客がラリーを楽しみました。岡田孝一・石田裕一組のデミオは初日から快調に飛ばし、デイ1終了時に2位に19秒差を付けてトップポジションを確保。デイ2も最初のステージからトップタイムを出して差を広げ、首位のままラリーをフィニッシュしました。

ドライバーの岡田さんは、「やりました〜！！第4戦洞爺（グラベル）の上原君に引き続き、ターマックでもデミオが速いところをお見せすることが出来ました。今回は、第1戦唐津（4位）での結果でターマックについてやるべきことが明確だったので、それをやれば必ず勝てるとチームで話していました。そして今回その思いを実現、しかも二輪駆動車最速の結果まで残すことが出来ました。次戦丹後半島(8/24-26京都府)でもきっといい成績が残せると思います。本当にありがとうございました」。　次回第6戦京都での活躍にも期待しましょう。ゴールドボディの両ドアに貼った「MZRacing」ステッカーが、岡田デミオの目印です。やったね岡田さん、おめでとうございます。MZRacingは、岡田さんを応援しています。