5月19日・20日に奈良県の名阪スポーツランドにて全日本ジムカーナ第3戦が行われ、PN1クラスにデミオSPORT(DE5FS)で出場した村井友樹(大阪府)が3位に入賞し、ポディウムに上がりました。村井は昨年のJAFカップジムカーナでPN1クラス優勝を遂げている実力派です。なお、今年の全日本ジムカーナ選手権PN1クラス(改造範囲が制限された排気量1500cc以下クラス)ではデミオが活躍しており、第1戦本庄では西野洋平が3位、第2戦広島タカタでは松村正吾が優勝しています。

第3戦の舞台となった名阪スポーツランドは、関西ジムカーナ競技のメッカと言われている場所です。名古屋や京都と言った大都市からもアクセス可能なこともあり、今回も多くの観客を集めました。コースレイアウトは、1速・2速中心のテクニカルコースで、軽快ハンドリングを武器とするデミオにとって得意なコースと言えます。今回3位となった村井さんは次のようにコメントしています。

「昨年のJAFカップ時に比べると、スイフト勢がかなり強くなってきていて今年は厳しいですね。特にパワーの差が大きいです。しかし、今回の名阪はコースレイアウトがテクニカルな設定となっていたため、デミオの持ち味を生かすことができました。特に今回からダンロップさんが用意してくれた「DIREZZA ZII」がベストマッチでリズムよく走れました。開幕戦、第2戦の成績がイマイチだったので、このホームコースで表彰台に立ててちょっとホッとしました。次戦の北海道はパスしますが、第5戦の鈴鹿は参戦します。少しでも上を目指して、チャレンジしていきますので、応援をよろしくお願いします」。