富士チャンピオンレース第5戦
激戦のロードスターカップとデミオレースはチャンピオン確定
10月2日、富士チャンピオンレース第5戦が開催されました。最終戦の第6戦にレースが組み込まれていないロードスターカップとデミオレースは今回が最終戦となり、チャンピオンが確定する大事なレースとなります。当日は予選中に降雨に見舞われるなど不安定な天候でしたが、午後には回復し、全クラスともにドライでの決勝レースとなりました。
ロードスターNCクラスは11台がエントリー。チャンピオン争いは3位、2位、2位と毎戦確実にポイントを獲得したAquriaが42ポイントでトップ。2番手には40ポイントで新井敏克がこれに続きます。予選は上位6台までがコースレコードを更新する熾烈なポジション争いとなりました。決勝レースは予選2番手の増田真彦が終始安定した走りで今季2勝目を飾り、3位に入ったAquriaが自身初となるシリーズチャンピオンを獲得しました。
「前戦でマシンを大破してしまいました。それで今回は無理を言ってお借りしたクルマなので、緊張しましたが、レースはとても楽しめました。目標としていたチャンピオンを獲得できたのはアドバイスしてくれた脇坂さんやチームスタッフの協力のおかげです。来年は出来れば国際Cを取得してステップアップしたいと思っています」とAquria。
デミオレースは8台がエントリー。チャンピオン争いは、優勝2回、2位1回で55ポイントの落合立成が2位の西山隆に20ポイント差をつけ断然優位となっています。決勝レースはコースレコードを更新した西山がポールポジションから独走で今季2勝目。2位には落合が入り挑戦2年目で念願のチャンピオンを獲得しました。
「うれしいの一言です。協力してくれた仲間に感謝ですね。チャンピオンが掛かっているのでプレッシャーもありましたが、確実に2位キープで落ち着いて走れたと思います。練習してきた甲斐がありました」
2011.10.8
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