マツダ山内社長、仙台でマツダのルマン優勝20周年を語る
7月24日、プロ野球「マツダオールスターゲーム」最終戦が仙台市の日本製紙クリネックススタジアム宮城で開催され、マツダ山内孝社長が「マツダ787B」と本年のルマン優勝20周年記念イベントについて語りました。
マツダオールスターゲームに出席するため仙台入りしていた山内社長は、地元テレビ局や新聞社などの質問に応える形で、「今年は、マツダがフランスのルマンで優勝してから丁度20周年の年です。これについて、ルマン24時間レースの主催者から、是非もう一度渡仏してルマンのフルコースを走ってみませんか、と招待を受けたのが今年の2月です。それから準備を始め、6月に行われた今年の24時間レースのスタート前にこのマツダ787Bがデモンストレーションを行うことができました。現地では、今年のレースに出走する168人の全ドライバーがサインしたフランス国旗が日本のJAFあてに贈呈され、チャリティに使ってほしいと申し出があったり、レーススタート前には日本の震災やその後の津波などで命を落とされた方々のご冥福を祈る黙祷が捧げられました。また、日本のためにマツダが市内パレードに特別参加させていただくなど、様々なご厚意を受けました。そのフランス国民の温かいメッセージを是非、直接被災地である仙台の皆様にお伝えしなくてはならないと思い、今回マツダ787Bを展示することにしました」と語りました。
この日の仙台は気温が30度を超す猛暑日となりましたが、山内社長は来場したお子様にプレゼントやステッカーを手渡ししたり、ファンの方の求めに応じてサインするなど、自ら進んで対応していました。ファンからは、「遠くから来ていただいて嬉しい」とか「あの胸を熱くした日を思い出しました」とか「山形からこのマシンを見に来た甲斐がありました」との声が上がりました。
2011.7.24
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