佐々木孝太 + PANSPEED RX-7、富士タイムアタックで2番時計

1月31日、晴れ渡った富士スピードウェイにて「HKS PREMIUM DAY in FSW 2011」が開催された。そのメインイベントとして、タイムアタック&最高速トライアル競技「OPTION FUJI SPEED MAX」が組み込まれ、国内有名チューナーによってチューニングされた22台のマシンが、富士に集結。2011年最初のタイムアッタク競技に、訪れた約5000名のファンを魅了した。

今回参加予定であったRE雨宮自動車の過給圧上昇RX-7は、直前のテストでエンジントラブルが発生し、残念ながら不参加となったものの、それでもロータリー勢は22台中6台と最大勢力を誇った。ロータリー勢の注目マシンは、昨年の同イベントで1'43.7のレコードを記録したPAN SPEEDのFD3S-ATTACK V。そして、その最速の座を奪取すべく、更にパワーアップしてきたR MagicのPink ver.4の2台。タイムアタックと最高速トライアルは午前と午後のそれぞれ45分ずつ行われたが、午前中は2車ともにアタックは1回のみ。全てのパワーを午後のアタックにかけた。そして14:45から始まった午後のアタックは両車で何度もトップが入れ替わる激しいアタック合戦を繰り広げた結果、終了間際に佐々木孝太がドライブするPAN SPEEDが1'43.983をマークしてロータリー最速の座を確保した。R Magicはアタック後半にタイヤパンクのトラブルもあり、再逆転は叶わなかったものの、1'44.138の2番手タイムでバトルを終了した。

PAN SPEED 佐藤哲浩氏のコメント
「エンジンのセットはレスポンス重視としました。そのため、風の影響もあってストレートでの最高速は低かったですね。でも最後のアタックでRE勢トップが取れたのでよしとします。今年もオーストラリアで開催されるタイムアタック世界大会には参加する方向で調整しています。もちろん、国内イベントにも積極的に参加します」

2011.3.2
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