最終戦も多くのマツダ車が白熱したバトルを展開
2010年富士チャンピオンレース第6戦

12月12日、快晴に恵まれた富士スピードウェイで2010年富士チャンピオンレースの最終戦が開催され、カートを含めた全147台のマシンが6レース13クラスにエントリー。シリーズチャンピオンを目指して熱戦を繰り広げた。内マツダ車はロードスターカップ(NA6、NB6、NA8、NC)、デミオ(DE5)、NA1600のロードスターで60台。内ナンバー付き車両は56台にのぼった。

今年から開催となったロードスターカップNCクラスは9台がエントリー、昨年から開催されたデミオクラスも9台が出場し、共に過去最多台数となった。来年以降のさらなる盛り上がりが期待される。そのNCクラスの初代チャンピオンは今回3位となった野上達也の手にと思われたが、レース終盤での接触が危険行為とみなされ、レースタイムに30秒が加算されてノーポイントに。代わって前戦に続き2連勝を飾ったAquira Stanleyがそのタイトルを獲得した。デミオは、初戦で優勝を飾るもレース後の再車検で重量不足により失格の苦渋を味わった近藤貴久が、残りを全勝して2代目チャンピオンの座を獲得した。また、ロードスターカップNA6クラスは前田圭紀、同NA8クラスは山形卓、同NB8クラスは八田新一、N1ロードスタークラスは高橋和雄、N1デミオはR.P.M/H、NA1600クラスはなかむらともきがそれぞれチャンピオンを獲得した。

また、当日は17時30分から富士チャンピオンレースのシリーズ表象式がクリスタルルームで開催され、たくさんのチームスタッフやドライバーが参加、それぞれ1年間の労をねぎらいながらも、来年の再会を誓いあい、和やかな時間を過ごした。

ロードスター(NC)及びデミオ(DF5)クラスのエントラント紹介レポートは近日中に公開予定です。お楽しみに!

2010.12.14
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