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JAF GPレジェンドレース、往年のトップドライバーが好バトル

11月12日〜14日に富士スピードウェイで行われたJAF GPレジェンドカップレースは、日本のモータースポーツ界を代表する往年のトップドライバー20名が、マツダ・ロードスターワンメイク車両で競うもの。12日に予選を行い、13日、14日にそれぞれ決勝レースを1回ずつ行った。

13日のレース1は、年齢ハンディの結果、高橋国光がポールポジションを獲得。予選2番手の長谷見昌弘はオープニングラップの1コーナーで元日産ワークスの同僚だった和田孝雄にプッシュアウトされ、マシンにダメージを受けてピットへ戻りリタイア。フェアレディZ使いとして知られる柳田春人は予選5番手から7位で完走。女性ファンの声援を浴びながら近藤真彦が14位でフィニッシュした。優勝は影山正彦で、2位は元トムスの関谷正徳、3位に黒澤琢弥が続いた。

14日に行われたレース2は、直前に行われたサポートレースの進行が遅れたため、当初決勝レースは8周を予定していたが、6周に減算されてスタートすることとなった。2周目の1コーナーで柳田春人と黒澤琢弥、岡田秀樹の3台が接触。また、トムス代表の館信秀は、ジャンプスタートによってドライブスルーペナルティが課せられた。近藤真彦は予選5位から6位でフィニッシュ。長谷見昌弘は、前日のレースでマシンにダメージを受けたため欠場となった。優勝は元全日本/英国チャンピオンのジェフ・リース。チェッカー・フラッグは、元祖日本一速い男、星野一義がつとめた。モータースポーツの祭典となったこのJAF GPで、NC型ロードスターはしっかりと盛り上げの役目を果たした。

JAF GPスプリントカップは、SUPER GT、フォーミュラニッポンの出場車が一堂に会し、週末の二日間で決勝のスプリントレースを行い、多くのモータースポーツファンを楽しませた。

2010.11.14
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