全日本ジムカーナ第7戦でデミオが再び1〜3位
全日本ジムカーナ第7戦イオックスアローザ(富山)
8月22日に富山県のイオックスアローザ特設コースにて、全日本ジムカーナ第7戦が行われ、PN1クラス(無改造の排気量1,600cc以下の2輪駆動車)は西野洋平が駆るDE5FS型デミオが第6戦に続き2連勝で今季3勝を飾った。2位には福田大輔、3位には坂本芳司が入り、デミオは2戦連続で1-3位表彰台を独占した。
第7戦は全日本戦としては唯一となる駐車場を利用したフルパイロンコースで、ジムカーナの原点ともいえるが、駐車場特有のひび割れやうねりの混じった荒れた路面はタイヤのグリップ変化が大きいうえ、容赦なく照りつける太陽とコンクリートからの輻射熱は多くのマシンとドライバーを苦しめるものとなった。優勝した西野は、「前戦もてぎに続き2連勝を飾ることができました。今回のコースは1速・2速を主体にしたパイロンコースでしたが、デミオは軽量ボディと ショートホイールベースによって、高い旋回性能を発揮してくれました。前戦のような高速主体のサーキットコースから、今回のような低速主体のパイロンコースまで、スプリングやショック等の小変更だけで対応できました。次戦はさらにハイスピードな鈴鹿南コースでの開催となりますが、3連勝を目指したいと思います!」と語った。
2010.8.25
|