全日本ジムカーナ選手権第3戦は、東北宮城スポーツランドSUGOのレーシングカートコースである西コースを舞台に開催され、PN1クラスで今季好調のマツダ・デミオがまたも優勝。これで今季負けなしの開幕3連勝を飾った。
デミオ3台、スイフト2台という勢力図となった第3戦を制したのは開幕戦のウィナー福田大輔。今大会最大の勝負どころとなったスタート直後の360度ターンをはじめとするパイロンセクションをリズミカルに決めた福田は、2番手にきっかり1秒の大差をつけるダントツのタイムで快勝した。第2戦の覇者、西野洋平はこのパイロンセクションでのミスが続いて4位、代わって同じデミオを駆る阪本芳司が今季二度目の3位を獲得した。

福田大輔のコメント
「勝負はパイロンで決まると思っていましたが、その通りの展開になりましたね。ただセッティングを詰めればもっともっとデミオも速くなると思いますので、これからも走り込みたいですね。やっぱり新車でジムカーナをやりたかったのでデミオにしたんです。スタイリングも気に入っていますし、車高下げるとホント、デミオってカッコいいですよね。もちろん普段乗っていても楽しいクルマです」