全日本ラリー選手権第3戦JN2クラスでデミオが4位入賞
5月21日〜23日に北海道内で行われた全日本ラリー選手権第3戦「RALLY Hokkaido」(非舗装ラリー)で、JN-2クラスに出場した(ドライバー:南野保/コ・ドライバー:ポール・サント)が、クラス4位で完走した。
このラリーは国際格式のアジアパシフィックラリー選手権との併催であり、アジア各国より選手が参戦する、総走行距離は928km、18本のSS約 220kmにて争われる全日本選手権としては最長距離を走る過酷なラリーである。そんなコースに2台のデミオが挑み、国際イベントを観戦に訪れた大観衆からも熱い声援が飛んでいた。
ドライバーの南野は「今回のマシンは出来たばかりであまり走ってませんでした。グラベル路面(非舗装路)はデミオでまったく走ったことがなくぶっつけ本番ですね。ただ、デミオ本来のバランスの良さを失わないようにセッティングをし、デイ1は70%の走りでした。デイ2では80から90%の走りでしたけれどちょっと遅かったですね。もう1日競技があれば順位も上げられたかもしれません。デイ1からもう少しペースを上げていればと少し後悔しています」と語った。それだけデミオの素性が良かったとも言えるだろう。過酷なグラベル路面でも実績を残したデミオ・ラリー仕様車のさらなる活躍を期待したい。
2010.5.28
|