2010 富士チャンピオンレース第2戦 デミオレース/ロードスターカップ(NCEC) 富士スピードウェイ(静岡県)
デミオとNCロードスターが盛り上がりを見せる 富士チャンピオンレース
4月18日(日)、富士チャンピオンレース第2戦が開催された。今回は同レース初の試みとして、ダンロップコーナーのシケインをカットする全長4,526mのショートレイアウトで実施され、結果同コーナーへの進入速度は速くなった。これにより、ダンロップコーナー進入と立ち上がりでのバトルがより激しくなり、エントラントにとっても、また観客にとっても、よりエキサイティングな注目ポイントとなった。マツダ車は9クラスに61台(占有率52%)がエントリー。中でも注目は同レース唯一の現行販売車両でのレースとなるデミオ(DE5FS)とロードスター(NCEC)。それぞれ6台、4台がエントリーし、白熱したバトルを繰り広げた。
デミオは開幕戦から連続のポールを獲得した近藤貴久がポールトゥウィン。開幕戦ではトップでゴールしたものの重量不足というまさかの失格によって涙を呑んだが、今回見事にそのリベンジを果たした。「今回は気持ちよく勝てました。開幕戦は自分の注意不足の結果ですからしかたないです」。その近藤は相当な初代フェスティバファンで、普段の足は希少性の高い限定車とのこと。レースカーのデミオも、ナンバー付きなのでお買い物などに使ってたりして。
NCロードスターは4台ともに筑波パーティレース参加組で、予選1位の坂入十郎と優勝した小谷昇司はともに富士初参戦。レースは周回ごとに順位を入れ替える大接戦を展開し、見ごたえのあるレースとなった。「NC同士の楽しいバトルができました。表彰台中央に立つのはこれが初めてなので、ちょっと興奮しましたね」と喜色満面の笑みの小谷。ますます楽しみなデミオとNCロードスターレース、次戦は7/25の第4戦となる。
2010.4.22
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