2010年全日本ラリー選手権開幕戦、1500ccクラスでデミオが3位
4月9日〜11日に佐賀県内で行われた全日本ラリー選手権第1戦「ツール・ド・九州2010in唐津」(舗装ラリー)で、JN-2クラスに出場した「RIGID☆DL☆e'Tuneデミオ」(ドライバー:村田康介)が、クラス3位に入賞した。
同クラスは、ラリー競技の振興のため2008年からスタートした1500cc以下車両のクラスで、デミオをはじめ、ヴィッツ、フィット等のコンパクトカーが参戦している。デミオは、車両性能や車両価格の安さもさることながら、ルーフの低さや前モデルから約100kgも軽量化したボディなど、同クラスのベース車として注目されている。
ドライバーの村田は、「デミオは、軽い車体と、よく曲がりながらもとても安定したハンドリング特性のおかげで、悩むことなく最初から全開で攻めることができました。また、ウェットコンディションでも不安を感じることなく、安定したタイムを出せました。その結果、目標だったクラス3位以内の結果を達成できたうえに、SSベストタイムを取ることもできました。ほとんどノーマル状態だったのに入賞できたので、デミオの素性の良さと可能性の高さを示めせたと思います」と語った。デミオ・ラリー仕様車のさらなる活躍を期待したい。
2010.4.16
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