ナイトスポーツRX-8、マカオGPで3位表彰台
第60回マカオグランプリ・ロードスポーツチャレンジ
第60回マカオグランプリ・ロードスポーツチャレンジは、11月16日(土)に決勝レースが行われ、唯一の日本人ドライバーとして出場した谷川達也のナイトスポーツRX-8は、3位で表彰台にあがりました。
谷川は予選2位・フロントローからスタートしましたが、スタンディングスタートで後続の4WD車に先行を許し、そのままレース中盤までポジションをキープします。谷川は後半から上位車を攻めあげる作戦でしたが、6周目のフィッシャーマンズベントでアクシデントが発生し、クラッシュ車両の排除とコース清掃のためセイフティカーが導入され、各車はコーション走行となります。上位3台の間隔は詰まり、再スタートとなれば谷川にも十分逆転のチャンスがありましたが、レースが再開されることはなく。コーション走行のまま赤旗が提示され、レースは終了となってしまいました。勝負するチャンスが与えられずフラストレーションの残るレースでしたが、谷川は笑顔で表彰台に立ち、優勝したドライバーに拍手を送りました。
谷川は、「優勝を逃し、悔しい結果となってしまいました。スタートは、唯一のFR車としては抜群だったと思いますが、4WD車にスタートで先行されるのは予測していました。これは課題ですが、ストレートの速さでカバーできると思っていました。コーナーからの立ち上がりにも課題が残ります。次にまた挑戦できるなら、この課題を克服してさらに上位を目指します」と語りました。チーム代表の中村さんは、「これもマカオ、と人は言います。地元ディーラーのヴァンイクの皆も悪くない結果だと言いますが、やっぱり悔しいですね。またここに戻ってきたいと思います」と話しています。
ナイトスポーツRX-8は、レース後日本に空輸され、12月8日の「マツダファンフェスタ in 岡山」で走行することになっています。
2013.11.16
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