マツダ・セールス・タイランドは、同社のスポーツマーケティング・ドライブキャンペーンの一環として、タイでのモータースポーツ活動開始に向けて準備を進めています。同社は、世界クラスの実力を誇るマツダモータースポーツのメカニックが製作した、マツダ2のロードレーシングカーを投入。マシンは「マツダ・イノベーション・モータースポーツ」チームのカラーリングとなります。同社は、タイの中でも絶大な人気を誇る最大級規模のモータースポーツシリーズ、タイ・スーパーシリーズにエントリーします。

スポーティであることは、マツダのDNAの中に常に生き続けるものであり、これはマツダのスローガンである「Zoom-Zoom」や「やりたいことがすべてできるコンパクトスポーツカー」に反映されています。タイではモータースポーツ活動をしばし中断していたマツダですが、これまで以上に大きな使命を掲げてマツダ2スポーツ5ドアハッチバックとマツダ2エレガンスセダンを、タイ・スーパーシリーズに投入します。

マツダ・イノベーション・モータースポーツは新しいチームですが、2台のレースカーを組みあげたスタッフは経験豊富なメンバーが揃っています。マツダ2スポーツ5ドアハッチバック(17号車)のドライバーを務めるのは、マツダと縁の深いセレブリティ、ピート・トンチュア。過去、マツダ車でクロスカントリーやサーキットレースに参戦してきました。同時に、タイでは誰もが知る映画スターです。一方、マツダ2エレガンスセダンをドライブするのは、昨年マツダBT-50ピックアップトラックでタイチャンピオンに輝くなど数々の実績を誇るマイク・フリーマンです。ふたりが駆る2台のマツダ2レースカーは、タイ・スーパーシリーズのスーパープロダクションクラスで戦います。

2013年のタイ・スーパーシリーズは全8戦。マツダモータースポーツのファンには、ぜひシーズンを通してふたりのマツダドライバーを応援していただきたいと思います。シリーズは既に開幕2レースが終了しており、マツダ勢の初陣は、8月17-18日にビラ・インターナショナルサーキットで開催される第3戦、第4戦となります。第5戦、第6戦も同サーキットで10月5-6日に開催。第7戦、第8戦は、12月14-15日、同国のビッグイベント、バンセンスピードフェスティバルで行われます。