3ローターエンジン搭載のマツダ3スーパーカー、ゾルダーで2位
スーパーカーチャレンジシリーズ

4月20日・21日、FIA GTシリーズのレースウィークにゾルダー(ベルギー)で開催されたスーパーカーチャレンジの開幕戦にて、ベルギーのアントワープ郊外に本拠を構えるヴァン・ヘルク・レーシングのマツダ3(20B型3ローターエンジン搭載)がクラス2位に入りました。

今シーズンのマシンは、2012年モデルをベースにSADEV製ギアボックスを導入し、エアロダイナミクスにも改良を加えることで信頼性と競争力の強化を図っています。このマシンは450馬力を発生する3ローターエンジンをフロントに搭載したFRレイアウトとなっており、特に高速コースで速さを発揮します。チームのホームコースであるゾルだーで行われた開幕戦の公式予選では、2012年モデルより大幅にタイムアップして2番グリッドを確保。決勝レースに向けて期待が高まりました。決勝第1レースは、GTBクラス2位入賞。ポルシェ997 GT3に次ぐ成績は上出来と言えるでしょう。続く第2レースは、序盤は良いリズムで周回するものの、スタートから20分後に油圧系統にトラブルが発生。惜しくも4位となってしまいました。しかし、総合結果はGTBクラス2位となっています。

ドライバーでチームオーナーのヴァン・ヘルクは、「マシンは予選では非常に快調な走りをしていましたが、フルに燃料を積んだ状態でのドライブは、タイヤにはかなりの負担をかけたようです。このためいくつかのトラブルが発生しました。しかしながら、開幕戦でGTBクラス2位の結果は、満足すべきだと思います」と語っています。

シリーズの第2戦は5月19日にスロバキアリンクで開催されます。

2013.4.26
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