マツダUKは、世界最大規模のオイル会社であるトタール・ルブリカンツが、英国GT選手権に参戦しているマツダMX-5 GTのオフシャルスポンサーに決まったと発表しました。

トタール・ルブリカンツのマーケティングマネージャーは、「昨年のレースで、MX-5 GTレースカーは、素晴らしい活躍をしました。マツダUKのチャレンジは、まさに我々が求めていたものであり、今からマツダUKをレースやレース以外でサポートするのは、我々にとっても良いタイミングです」と語りました。 続けて、マツダUKの代表、ジェレミー・トムソンが、「トタールが、チャレンジャーブランドとしてマツダMX-5 GTを選択してくれたのは、とても光栄です。昨年はMX-5の軽快なハンドリングと強さを試す開発期間でした。今年は英国GT選手権に本格参戦となりますが、トタールとともに成功を勝ち取れると確信しています」と加えました。

マツダUKのパートナーであるJOTAスポーツがマシン開発にあたった2011年ブリットカープロダクションGTN選手権では、ポルシェ、フェラーリ、ロータスといった競合相手に総合5位を獲得しました。今シーズンは、アストンマーチン、ジネッタ、ニッサンが参戦する英国GT選手権のGT4クラスに挑戦しています。

本年使用のMX-5 GTは、車重1,000kgの軽量ボディに315hpのエンジンを搭載し、6速シーケンシャルパドルシフト、17インチレーシングタイヤを装着。スピリテッドグリーンメタリックにホワイトのボンネットというボディカラーで、0-60マイル（0-96km/h）を約3秒で走ります。ドライバーは、昨年同様、マーク・タイスハーストとオウェン・ミルデンホールが務めます。

英国GT選手権は、全10戦全7週7サーキットで開催され、10月が最終戦となります。