マツダMX-5 GT4が英国GT選手権ニュルブルクリンクでレースデビュー
2012英国GT選手権第2戦ニュルブルクリンク(ドイツ)

5月18日・19日にドイツ・ニュルブルクリンクGPコース(約5.1km)で英国GT選手権第2戦が行われ、マツダUKの公式チームであるJOTAスポーツがマツダMX-5 GT4をデビューさせました。ドライバーは、昨年のBrit Car英国耐久選手権と同様に、マイク・タイスハーストとオウエン・ミルデンホールのふたりです。

MX-5 GT4は、昨年英国耐久レース選手権に出場したMX-5 GTをベースに改良を加えたマシンで、315馬力を発生する新チューニングの2リットル・ターボエンジンを搭載しています。レースでは、アストンマーチン、ニッサン、ポルシェ、BMW Z4などのGT3と混走し、ロータスやジネッタなどのGT4勢を相手に走ることとなりました。金曜日に行われた第1レースは抜群の速さを見せましたが、ノーズ左をヒットするなどでクラス4位でのフィニッシュとなりましたが、この速さに対して40kgものサクセスバラストが積まれることとなったため、土曜日の第2戦は苦しいレースとなりクラス5位で終えました。

JOTAスポーツのマネジングダイレクター、サム・ヒグネットはこの結果に満足しています。「チームは、このクルマをデビューさせるために素晴らしい仕事をしました。エンジニアやドライバーからのフィードバックは計り知れないほど貴重で、数週間後に行われる次のレースに向けてさらに開発を進めていくことなりますが、明るい材料といえるでしよう。今年は、マツダMX-5 GTにとって期待できるシーズンになりそうです」と語っています。

2012.5.25
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