2011ワールドタイムアタックチャレンジ 開催直前情報

8月4日から6日にオーストラリアのシドニー郊外にあるイースタン・クリーク・レースウェイで開催される世界最速のタイムアタッカー決定戦、ワールドタイムアタックチャレンジにRX-7(FD3S)で最高峰のプロクラスに参戦するレボリューションとパンスピード。6月末にはマシンとパーツ類の船積みも完了し、後はスタッフの渡豪を待つのみとなった7月下旬、今年の目標や意気込み、マシン仕様について聞いてみた。

パンスピード 佐藤哲浩氏
「昨年はオーバーオールで5位、FRでは2位だったので、まずは昨年以上の成績が目標という事ですね。マシンはサスペンションやミッションを変更してアップデートしていますが、基本的には小変更レベルです。ウチのクルマの場合、タイムアップの肝となるのはトラクションの確保と見ています。ドライバーも変わらず佐々木孝太さんなので、昨年のノウハウを生かした緻密なセットアップの積み重ねでタイムアップは十分可能と思っています。ただ、プロクラスのエントリーリストを見るとランサーや日産GT-R等のハイパワー4WD勢が大半を占めているので、(順位アップは)そう簡単ではないと思っています。力いっぱいの走りをお見せできるようにガンバリますので、ご期待ください」

レボリューション 青木隆氏
「目標はもちろん優勝です。タイムアタック2号はブログでも公開してますが、空力を中心に、サスペンションやパワートレーン系などをアップデートしました。特にリヤ回りのエアロダイナミクスは力をいれて開発しました。イースタン・クリーク・レースウェイのデータが無いので、現地に入ってからセットアップとなりますが、ドライバーは経験豊富な木下みつひろさんなので心配していません。話によると路面はとてもバンピーとの事なので車高と空力のバランスが最大のポイントになると思っています。目標タイムは1分27秒から28秒、昨年の優勝タイムが1分30秒半ばだったので、このあたりが優勝タイムと見ています。スポンサーさんのご協力あっての参戦なのですが、筑波最速レコードホルダーの意地を掛けて、暴れてみせますよ。期待してください」

2011.7.29
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