マツダ787Bがグッドウッドフェスティバルに登場

レーシングカーの祭典、イギリスのグッドウッドフェスティバル2011が6月30日〜7月3日に開催される。歴史的なレーシグカーから最新のフォーミュラカーまでもが一堂に会し、ヒルクライムコースを疾走するこのイベントに、1991ル・マン24時間ウィナーのマツダ787Bが参加する。

今回787Bのステアリングを握るのは、元F1ドライバーであり、ル・マンの経験も豊富なマイク・ワイルズと、今シーズンのマツダUKワークスドライバーとして英国GTN選手権に参戦中のマーク・タイスハースト。ちょうど1ヶ月前の2011ル・マン24時間レースのスタート直前、マツダ787Bは、91年当時の優勝ドライバーであるジョニー・ハーバートによるデモランを披露し、そのロータリーサウンドで観客を大いに魅了した。

787Bに加えて、マツダUKから英国GTN選手権に参戦中の「MX-5 GT」も参加する。MX-5 GTは、ジャイアント・キリングをコンセプトに今シーズンから参戦中。アストンマーチン、ポルシェ、BMW、ロータスと戦っており、すでに表彰台を獲得している。

マツダブースには、英国のチューニング雑誌によるMX-5のコンセプトカー、そして1967年のコスモスポーツも展示される。

「マツダは半世紀前にロータリーエンジンの開発をスタートし、1991年のル・マンで日本の自動車メーカーとして初の総合優勝を獲得した。まさにマツダの"飽くなき挑戦"が勝ち得たこの栄光とスピリッッツは、これからのSKYACTIVテクノロジーに生かされている」とマツダUKのPRディレクター、グラエム・ファッジが語った。

一方、併催されるラリーステージには、1985年のWRCで活躍したRX-7グループBが登場する。

2011.6.28
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