オーストラリアのMazda 3 MPSがレースデビューウィン
Mazda 3 MPSが、オーストラリアのオーストラリアン・マニュファクチャラーズ選手権に出場し、デビューウィンを飾った。
グランプリモータースポーツから出場したMazda 3 MPSは、参戦に向け準備を進めていたが、たった1日テスト走行したのみで本戦に望んだ。チームの誰もが難しいレース運びを覚悟していたが、初戦にしてクラス優勝を獲得。好成績を収めた。
ドライバーのジャック・カミレリが、予選で素晴らしいタイムをたたき出し、フロントローを獲得。第1ヒートでは、ヘアピンの第4コーナーでタイヤをバーストさせるまでは、上位となるクラスBのBMWと互角の戦いを演じた。予定外のピットストップとなったが、レースの規定では1度のピットストップを義務づけている。カミレリは車両をスローダウンさせてピットレーンへと進入したちょうどそのときにピットインのブザーが鳴り響き、まさに絶好のタイミングでのピットストップとなった。Mazda 3 MPSは上位でのフィニッシュへと希望をつなぎ、ニュータイヤに交換してコースに復帰、クラスCで2位、総合5位でフィニッシュした。
第2ヒートでは大きなトラブルもなく、カミレリは順調にレースを進めてクラス1位、総合2位を獲得。新車両でのデビュー戦として、この上ない素晴らしい結果となった。
次戦のオーストラリアン・マニュファクチャラーズ選手権第2戦は、フィリップアイランド6時間耐久レース。5月28-29日に開催予定。
2011.4.25
|