デビュー戦のMazda3 20B、速さで圧倒
4月10日のベルギーツーリングカー選手権(BTCS)第1戦(ゾルダー)に出場したMazda 3 20Bロータリーは、いくつかのマイナートラブルに悩まされたものの、90分のレースで31台中26位の記録を残した。
Mazda 3 20Bは、デビュー戦にも関わらず速さと特徴的なエキゾーストサウンドで観客をも魅了した。決勝レース中は、車重の軽いシルエットマシンに対して総合5番手クラス2位にあたるタイムで走り、注目を浴びていた。燃料系のトラブルと熱害によるエキゾースト系トラブルなどの修理のためピットに長くとどまることもあったが、デビュー戦としては上出来とも言える内容だった。
ドライバーのヴェルナー・バン・ヘルクは、「十分なテストが行えなかったにもかかわらず、この週末のレース結果はチームを勇気づけるものでした。予選では満タンでクラスPPを獲得することができました。サスペンションにもまだ改良が必要です。しかし、車重が100〜150kgも軽いシルエットマシン達と十分互角に戦えると思います。エンジンは低速域でもパワフルで、ストレートではライバル達に負けていません。今回のトラブルも解決策は見えており、心配は不要です」と語っている。
【関連ページ】3ローターRE搭載のMazda 3セダンが、ベルギー選手権に出場
2011.4.17
|