女性ドライバー、ヴェレーナ・メイが、
マツダスピード3でスノー・ラリーに出場

モデル、女優の華々しい肩書きをもち、カースタントやドラッグレース、ドリフト競技にも出場しているヴェレーナ・メイが、今度はラリーにも挑戦した。

「ラッシュアワー」などの映画に出演し、ケーブルTVの自動車専門番組のホストをつとめたこともあるヴェレーナは、2000年に自動車関連企業のモデルをつとめてから、クルマとカーレースに開眼したという。スタントやドラッグレースのスクールに通ってドライビングテクニックを身につけた彼女は、NHRAレースやドリフト、タイムアタックなどで頭角を現すようになった。

そのヴェレーナが一念発起し、拠点をカリフォルニアからニューハンプシャーに移してラリースクールに入門。ティーム・オニール・ラリースクールで学んだ彼女は、1月末に行われたラリーアメリカの一戦「スノー・ドリフト」でラリーデビューを果たした。ただし、今回はコ・ドライバーとしての出場で、ドライバーのワイアット・ノックスのアシスト役を務めた。師匠のティム・オニールの指示により、彼女はコ・ドライビングを通じてラリーの様々な側面を学んだ。2008年モデルのマツダスピード3で、2WDクラスで4位完走を果たした彼女は、早くも自身のラリードライバーデビューに思いを馳せている。

ヴェレーナの目下の目標は、ラリーチャンピオンになり、エックスゲームズに出場すること。そして、「若い女性の積極的な手本となり、ティーンエイジャーの安全運転教育にも貢献したい」と語っている。

2011.2.6
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