北米マツダ、カスタムチューンのマツダ車をSEMA 2010に展示

11月2日から5日まで米国ラスベガスのコンベンションセンターで自動車アフターマーケットおよびカスタマイズカーの展示イベント、「SEMA SHOW 2010」が開催された。ここに北米マツダは、マツダブースを出展し、この夏に発売したばかりのマツダ2(日本名デミオ)を中心に、MX-5ミアータ(同ロードスター)およびマツダ3(同アクセラ)のカスタマイズチューン車、レースカーやパーツなどを展示した。

マツダ2は、オリジナルエアロパーツや競技用エキップメントを装着した「Evil Track」と呼ばれるSCCA/NASAレース仕様車、小径アルミホイール、カラーリングなどでレーシーな雰囲気にカスタマイズしたストリート仕様、MX-5は20周年記念仕様として、ソフトトップやドアノブを初代ロードカーに近づけ、ロールケイジや小径ホイールなどで走りを強調し、スーパーチャージャー付きコスワースチューンエンジンを搭載したモデル、同カップレース仕様車など。このほかに、タイムアタックイベントにトライポイントエンジニアリングがエントリーしている500馬力のマツダ3・2.5リットルターボ仕様車、本年のGrand Am GTシリーズのチャンピオンとなったRX-8レースカーなどを展示している。どのモデルもいまにもレーストラックを走り出しそうな、アクティブでレーシーな雰囲気が特徴。マツダが北米では、レーストラックに最も似合うスポーツティブランドとして知られていることをさらに強調している。ブース全体は、マツダブランドの世界共通テーマである「Zoom-Zoom」を全面に押し出し、レースブランドとしてのMAZDASPEEDロゴをどのモデルのデザインにも取り入れている。

2010.11.05
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