Mazda3がオーストラリア6時間耐久レースで優勝
2010年7月 オーストラリア シドニー
オーストラリア、シドニーのイースタンクリークレースウェイで開催されたオーストラリア6時間耐久レースにおいて、ジェイク・カミレリとスコット・ニコラスがドライブするグランプリモータースポーツチームのMazda3 MPSが、激闘の末にクラス優勝を獲得した。
練習走行と予選で圧倒的な速さを見せていたMazda3 MPSだったが、レース序盤でシフトレバーを破損するトラブルに見舞われてしまう。これにより順位を落としたものの、素早いピットクルー達の修復作業により、最小限のロスでコースに復帰。その後素晴らしい追い上げをみせ、ついにはクラストップに再浮上し、カミレリとニコラスにとって初となる耐久レースでの優勝を手にした。
「今回のレースはとてもエキサイティングだった。バサースト12時間耐久レースよりもレースを楽しんだ。」とジェイクはコメントし、「ピットクルーの仕事は完璧だった。シフトレバートラブルのあともすぐにコースに復帰できた。スコットの走りも素晴らしく、彼にはライバルと同じペースでのラップを期待していたのだが、最強のライバルであるもう1台のMazdaをドライブするリック・ベイツよりも1秒速いペースで周回してくれた」と続けた。チームに加わって4回目のレースで優勝を獲得したスコットは、「耐久レースで、とうとう念願の大成功を収めることが出来た」と語った。
グランプリモータースポーツのチームマネージャを務めるグラエム・マライは、「Mazda3 MPSとジェイクは練習走行から決勝まで素晴らしく速かったし、クルー達全員がトップレベルだった。レースは厳しい内容だったが、それだけに今回の好成績に満足している。やっと耐久レースで勝てたということもあり、この上なく嬉しい」とチームの働きを誇らしげに語った。
2010.10.29
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