20BターボのMazda6が、
オーストラリアのドラッグレースで世界記録を樹立
オーストラリア・シドニー

2010年10月16-17日、オーストラリアで最も歴史のあるドラッグレース、Fuchsオーストラリアンナショナルの第2戦がシドニードラッグウェイで開催され、オーストラリアのロータリーチューナーの老舗、PACパフォーマンスがMazda6ドラッグレーサーで参戦した。

初日は風が強く、路面温度の低いコンディションでのスタートとなった。今回、チームオーナーのロッキー・レハイエムがシャシーのセットアップを行い、弟のジョージ・レハイエムがドライビングしたMazda6は、予選を3番手となる6秒86、202マイル/hで通過した。セミファイナルは長年のライバル、ダニエル・シュルツとのレースとなった。

ジョージはこのセミファイナルで自己ベストを更新し、チームの持つ世界記録更新となる6秒07, 206.61マイル/h(約332.5km/h)という驚くべき速さを見せ、ライバルを打ち負かした。残念ながらジョージは決勝で敗退してしまったものの、世界記録に新たに彼の名とチーム名を残し、ロータリーの歴史にも新たな軌跡を刻んだ。チームは、今回の世界記録を獲得して、クルー達の素晴らしい努力とその家族達のサポートに敬意を払うとともに、世界一となるために常に最高のプロダクトを提供してくれたターボスマート、ギャレット・ターボチャージャー、マツダオーストラリア、カストロール、そしてハイルテックといったスポンサー各社に心から感謝の気持ちを表した。

PACパフォーマンス Mazda6ドラッグレーサーは、タービンの換装などにより1,250馬力を発生する20B 3ローター・ロータリーエンジンを搭載している。

2010.10.27
Page Top