デイトナ24時間に向けた準備整う
2014年デイトナ24時間レース・プラクティス

マツダUSAのオフィシャルチームであるスピードソースは、1月24日に決勝レース用にエンジン交換などを済ませ、25日14時30分に予定されているレーススタートに向けた準備を進めました。

今年のデイトナ24時間レースウィークは、アメリカ北部に停滞している寒波の影響で、合衆国最南州のフロリダにもかかわらず肌寒い天気となっています。プラクティスおよび公式予選が行われた23日(木)は最高気温15度程度で、1月末の同州では異例に低い気温でしたが、24日(金)はさらに冷たい風が吹いたため、12度までしか上がりませんでした。とはいえ、レース日の25日には20度まで上がると言う予報が出ています。

24日の24時間レース出場車の走行時間は、午前11時30分から60分間だけ用意されていました。各チームともこの時間に決勝用の仕様を最終確認します。スピードソースチームの2台のプロトタイプマシンもこの時間に走行しました。#70マツダLMP2 SKYACTIV-Dレーシングは60分間のセッションをほぼフルに走行し、レース前のメニューを完了。一方、#07はオイル漏れがあったため、早々に走行を切り上げてガレージに向かいました。クルーチーフによれば、「オイルラインからのオイルリークです。念のため残りのオイルを調べてみましたが、エンジン内部には異常なしです」とのこと。

キャンピングエリアは、各地からこの日までに集まったキャンパー達で大いににぎわっています。グランドスタンドが満員になるNASCARレースとは対照的に、デイトナ24時間レースはインフィールドのスペクテイターエリアが満員となります。避寒に来ている北部のお年寄りから、近所の小中学生まで、老若男女ありとあらゆるタイプのレースファンが集まっています。マツダドライバー達も、マツダディスプレイエリアでファンサービスを行いました。

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