「マツダ6グランダムGX」、デイトナ事前テストを実施 2013年デイトナ24時間レース・プレビュー
米マツダモータースポーツは、1月20日月曜日にフロリダ州ホームステッドスピードウェイにてプライベートテストを実施し、デイトナ24時間レースに出場する3台の「マツダ6 GXレースカー」の確認走行を行いました。
この日の朝、ホームステッドのパドックには、新型アテンザーの鮮やかなソウルレッドの#70、VISITフロリダのスポンサーカラーであるイエローの#00、そしてフリーダムオートスポーツのグリーン/ホワイトにペイントされた#25などマツダ6 GXレースカーの3台が勢揃いしました。1月4日からのデイトナ公式テストデーでは、初期トラブルが発生したため十分なテストマイレージが稼げませんでしたが、今回はトラックオープンから3台のGXは次々にコースイン。午前中の約4時間を使って、デイトナ24時間レースにマツダGXで出場する12名のマツダドライバー達は、全員が慣熟走行を終了しました。本年のグランダムシリーズにシリーズエントリーしている#70スピードソース・マツダ6は、エースドライバーのジョナサン・ボマリートが中心となって周回を重ね、同VISITフロリダカラーの#00 マツダ6は、北米マツダのドライバー育成プログラムから選抜された若手ドライバー達に混じり、経験豊富な日本の寺田陽次郎も久しぶりにレースカーのコクピットに座りました。また、#25フリーダム号は、早くもペースを上げた走り込みを試していました。
寺田さんは、「シャシーはできたばかりで、まだ”若いなぁ”というイメージですが、デイトナのプラクティスやクォリファイを通じて馴染んでくると思います。SKYACTIV-Dレーシングエンジンは初めての経験でしたが、トルクフルだし、ロータリーとは違ったドライブスタイルが必要だと思いました。チームクルーやうちのヤングタイガー達と対話しながら、彼らに僕の耐久レースの体験を少しでも伝えられたら良いと思っています」と語りました。
3台のマツダ6 GXレースカーはテストを終えた後、フロリダ州コーラルスプリングのスピードソース社ガレージでチェックを受け、21日にはデイトナスピードウェイのパドックに運ばれます。デイトナ24時間レース公式スケジュールは、現地時間(米EST)22日水曜日のプラクティス走行からスタートします。
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